にほんご

【にほんご】おそらくこれだけ日本が「うた」の国になったのは、文字のないコミュニケーションに長らく浸ったからだろう。これを「文字すらもたない時が長かった」と見るか「うたが熟成された」と見るか。なぜいまも俳句や短歌にひかれるのか。他所から素晴らしい詩の伝統と言われると、なぜ少し誇らしい気分になってしまうのか。そんなにほんごとはいったいなんなのか。