四方山話 栞の空 Posted on 2025年3月9日 by 文々 ◎時折、空を見上げて記憶の庭に栞を挟む。空は色も雲の象もひとつも同じものはないので、記憶に根を張るにはうってつけ。月を見るのも同じ。暦の季、季語も「あのときの空」「あのときの月」と結びついている。上弦の月も三日月もSNS...
手帖 物見遊山の手帖 Posted on 2025年3月9日 by 文々 01【季節を纏う】物見遊山とは折々に季節を纏うこと。 02【胸の内の季節】季節を纏うとは外の季節に晒されるばかりでなく、胸の内に季節を畳み入れること。 03【密と蜜】密なる国土が密なる多様な気候をもたらし、うつろいゆく蜜...