物見遊山とは

【物見遊山】「物見遊山」という語は、虎寛本(とらひろぼん)狂言の「茫々頭(ぼうぼうず)」(室町時代末期から近世初頭)からとされている。作品中に「物見遊山のと申て、都は殊之外賑な事で御ざる」という記述がある。「遊山」とは、...

日本人の四季感覚

おそらく日本人の四季感覚が磨かれたのは604年(推古12年)に大陸より伝来した暦をもとに暦を制作してから。そこに記された四季(春夏秋冬)とやまとの四季感覚がどうにもあわない。花見を梅から桜へおきかえてもまだしっくりこない...

物見遊山の手帖

01【季節を纏う】物見遊山とは折々に季節を纏うこと。 02【胸の内の季節】季節を纏うとは外の季節に晒されるばかりでなく、胸の内に季節を畳み入れること。 03【密と蜜】密なる国土が密なる多様な気候をもたらし、うつろいゆく蜜...