日本人の四季感覚

おそらく日本人の四季感覚が磨かれたのは604年(推古12年)に大陸より伝来した暦をもとに暦を制作してから。そこに記された四季(春夏秋冬)とやまとの四季感覚がどうにもあわない。花見を梅から桜へおきかえてもまだしっくりこない...

視線と文化

◎世界という世は兎角窮屈だ。互いに見下しあっているとさらに肩身が狭くなる。どうして、都市では視線を逸らしあっていそいそと歩くのか。これでは巡礼もはじまらない。 ◎北山修は、浮世絵には蛍やら鳥やら消えゆくものを母子が眺める...

栞の空

◎時折、空を見上げて記憶の庭に栞を挟む。空は色も雲の象もひとつも同じものはないので、記憶に根を張るにはうってつけ。月を見るのも同じ。暦の季、季語も「あのときの空」「あのときの月」と結びついている。上弦の月も三日月もSNS...