木曽駒ケ岳 標高2,959m

大正末期から昭和にかけての発行の物です。

多少の演出もあるでしょうがこの時代の信仰登山の装備です。ミノを着ていますがポンチョ風の物です。雨具と思われがちですが、荷物を背負う時の背当てとして使われているようです。もちろん多少の雨はし のげますが長い時間になると水がしみてきます。

ウェストンは最初の滞日の明治24年に登頂しています。松本から奈良井を経由して、藪原を通り木曽福島で宿泊。当時木曽福島は製糸業が盛んで、記述の中で忙しく美しい小さな町と書かれています。途中の上松で神戸に向けて不要な荷物を送っています。ウェストンは日本の行李を愛用していました。

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