昔も今も富士山は一番人気の山です

「富士山」 油絵 作者不詳 明治後期から大正初期
絵葉書の油絵です。今では考えられませんが1枚1枚描いて当時は販売していた様です。雲の色、木の感じ、川の流れなどよく描かれています。

ウェストンは富士山を明治23年(1890)、明治25年(1892)、明治26年(1893)、明治37年(1904)、大正3年(1914)、登頂しています、

最初の来日すぐの明治23年に須走口から初登頂しています。その後明治24年、25年、26年、大正3年と分っているだけで7回登頂しています。5月に多く登頂していますが、頂上からの景色の素晴らしさを何回も挙げています。帰国前年の大正3年に日本での最後の登山が富士山でした。

平成25年に世界文化遺産に富士山は登録されました。現在と比べても100年前の富士山は外見上は、ほとんど変わり無い様にみえます。自然の単位から見れば100年なはわずかな一瞬でしか有りません。変化するのは周りの人間が作り出す環境です。トイレの問題はかなり解決されてきていますが、残念ながら周辺を含めたゴミの問題はそのままです。

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